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扉の先に待つサプライズ

K & Mご夫婦 July 2025 locationBranche

夏天の青と新緑が美しい7月。

「フォトウエディングと食事会を予定しているが、フォトウェディングではなく チャペルで結婚式を挙げさせてあげたい。」
と、ご両親から相談を受け
サプライズで結婚式をお申込いただきました。

新郎新婦のおふたりは
チャペルでのフォトウェディングと
フォトウエディング後のお食事会の為に
この日まで衣裳選びや準備を進められてきました。

サプライズが待っているとは思いもせず
お支度を整え、カメラマンとともに屋上に建つチャペルへ。

Dress Susanna/TAKAMI BRIDAL

新婦様がセレクトされたのは
プリンセスのようなビッグシルエットが魅力の一着。
メリハリのあるラインで、美しいスタイルを生み出します。

淡色のキャスケードブーケを合わせて
上品でやさしい印象のコーディネートが仕上がりました。

いよいよ迎える対面の瞬間、
チャペルで待つ親御様の緊張感は最高潮に。

扉が開くと同時に聞こえてきたのは
ご両親とお姉様の声が合わさった大きな「おめでとう!」

「今日はフォトウエディングではありません。
家族の前で、永遠の愛を誓ってもらいます!」

お父様からの一言で
チャペル内はあたたかな祝福の拍手に包まれ
挙式のリハ―サルが始まりました。

Ceremony

ジャケットセレモニーには
「ご両親に最後の身支度を整えていただく」
という意味が込められています。

お父様の真剣な眼差しと
お母様からの愛情たっぷりのハグが印象的でした。

-新婦入場-

花嫁の人生を表す、バージンロード。
お父様にエスコートいただき
一歩ずつ、ゆっくりと歩みを進められました。

最初は結婚して地元を離れると聞いて
とても心配していたが
いつもニコニコしている優しい彼に出会い
彼に大切にしてもらっている姿を見て
この人といたら幸せになれるだろうと思った

「愛する娘を災いから守ってくれますように」

願いを込めたベールダウンは
新婦様が大好きなお母さまにお願いしました。

挙式が結んだ後は 祝福のフラワーシャワーを受け
青空の下、幸せいっぱいのひと時をお過ごしいただきました。

Party

食事会の会場としてお選びいただいたのは
少人数向けの披露宴会場 "ブランシェ"

会話が弾むよう
テーブルレイアウトは対面式のスタイルに。

おじさまからのご挨拶を合図に
おふたりの門出をお祝いするパーティーが開宴しました。

乾杯のご発声とともにカーテンを開けると
和歌山城と美しい新緑が窓の外に広がります。

-親族紹介-
パーティーのはじめに
ご両家のお父様から ご家族を紹介いただきました。

ゲストの皆様のことはもちろん、
おふたりのルーツを知ることが出来る大切な時間。

人生の先輩である皆さまからいただいた
祝福と激励のメッセージは
これからのおふたりを支えてくれることでしょう。

素敵なスピーチが続く中、
新郎様にある一通の小さなお手紙が渡されました。

小さなお手紙を書いてくださったのは
この日、参加が叶わなかった「ちゃあちゃん」。

事前にお預かりしていた直筆のメッセージを
新郎様に届けてくださいました。

-お料理-
特別感と親しみやすさを兼ね備えた和洋折衷コース。
新鮮なお造りやお寿司で、和歌山らしさも取り入れました。

実は、この日のお料理に使ったお皿はお母様のセレクト。

お皿の色、形、メニュー内容とのバランスを考えて
一枚ずつお選びになる姿からもまた、おふたりへの愛を感じました。

メインディッシュのお肉料理は
シェフが自らお一人おひとりの席をまわり
目の前でソースをかけて仕上げて、ライブ感を演出。

歓談時間は
おふたりにまつわる3択クイズや
カラオケ大会をお楽しみいただきました。

パーティーの進行を考えていく中で
大切にした想いは とてもシンプルなものでした。

幅広い年代のゲスト全員が参加できること、
ふたりのことを知っていただける時間にすること。

お食事会の締めくくりには
おふたりからそれぞれのご両親へ
サプライズでお手紙をご用意されました。

連絡を返さないことも多かったけど
感謝の気持ちを忘れたことはありません。

毎日ご飯を作ってくれること、
綺麗な家で過ごせること、
洗濯物が綺麗に畳まれていること。
全部してもらっていたことを
自分でやってみて、大変さを実感しました。
今さらだけど 今まで毎日ありがとう。

異なる地で育ったおふたりは
どちらの出身地でもない新たな地で
これからの人生を歩まれます。

そんな門出の日だからこそ
引出物はそれぞれの出身地に
ゆかりのある品をご用意されました。

ゲストの皆様をお見送りした後
ご両親には、小さなボックスが贈られました。

新しいご家族を迎える準備をされている今だからこそ
ご両親への感謝の気持ちは、日々増すばかり。

「今まで育ててくれてありがとう」
「これからもよろしくね」

小さなボックスに詰まっていたのは
懐かしい幼少期の写真と
何枚もの便箋にわたるお手紙、
そして大きな大きな感謝の気持ちでした。

-担当プランナーより-

おふたりと初めてお会いしたのは
結婚式前日の夜でしたね。
遠方にお住まいということもあり
電話やメッセージでの打合せが中心だったので
直接お会いできる日を 心待ちにしておりました。

結婚式当日だけでなく
ご両親にお手紙を書いたり
ムービーを作る為に幼少期の写真を見返したり
この日を迎える準備期間の中でも
沢山の愛情を込めて育ててきてもらったことを
改めて感じていただけたことと思います。

愛情のバトンを繋ぎ
幸せいっぱいの家庭を築いてくださいね。

素敵な一日をお手伝いさせていただき
本当にありがとうございました。

各スタッフのご指名についてはお問合せくださいませ。
LA-VIE FACTORY のフォトグラファーを指名いただいたおふたりには私服撮影をプレゼントしております。